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さてさて、正解者が出てしまいましたね
正解は、「節に沿って釘が回り込む」、でした
正解者であるとんずくんには先生のスマイルをプレゼントです
で、まぁ補習なわけだが、前回の形式は正直疲れるんでいつもどおりいく
今回は知識と経験についてだ
前回出てきた千年の釘
法隆寺を再建するにあたって、この釘はどうしても必要になってきます
ですが、この釘を作れる職人がほとんどいなかったのです
千年前に比べると、今の時代は材料に関する知識が多いのは当たり前です
科学力の発展により、そもそもどういう原理で鉄鋼が作成されているのかがわかっているのですから
しかし、原理がわかっても、それを行える人間がほとんどいないのです
このことは、現代の発展した科学力よりも、長年培われた職人の技術力が勝ることがあるということの実例です
例えば刀です
刀は内側に軟鋼、外側にそれよりも硬めの鋼をあわせて出来ています
さらに、外側の鋼も、前後左右で硬さが違うのです
これは、それぞれに含まれる炭素量を調節することにより可能となることです
このことは刀を化学分析にかけてわかったことであるにも関わらず、大昔の鍛冶職人は経験だけでそれを理解していたのです
原理がわかっても、科学者にこれを再現しろと言われると、それは無理です
しかしながら、現代に存在する数少ない職人たちは、それに近いところまでいけるのです
法隆寺の再建にも、現代の職人が釘を再現し、使われています
//
科学者は原理を追求し、辿り着くことは出来ても、それを行えるとは限らない
職人達は原理を知らずとも、経験でそれを知り、作成することが出来る
どっちが勝っているとか、そういう議論をするつもりはありません
ただ、彼らの凄さを知ってほしい
経験は、知識に勝ることがある
正解は、「節に沿って釘が回り込む」、でした
正解者であるとんずくんには先生のスマイルをプレゼントです
で、まぁ補習なわけだが、前回の形式は正直疲れるんでいつもどおりいく
今回は知識と経験についてだ
前回出てきた千年の釘
法隆寺を再建するにあたって、この釘はどうしても必要になってきます
ですが、この釘を作れる職人がほとんどいなかったのです
千年前に比べると、今の時代は材料に関する知識が多いのは当たり前です
科学力の発展により、そもそもどういう原理で鉄鋼が作成されているのかがわかっているのですから
しかし、原理がわかっても、それを行える人間がほとんどいないのです
このことは、現代の発展した科学力よりも、長年培われた職人の技術力が勝ることがあるということの実例です
例えば刀です
刀は内側に軟鋼、外側にそれよりも硬めの鋼をあわせて出来ています
さらに、外側の鋼も、前後左右で硬さが違うのです
これは、それぞれに含まれる炭素量を調節することにより可能となることです
このことは刀を化学分析にかけてわかったことであるにも関わらず、大昔の鍛冶職人は経験だけでそれを理解していたのです
原理がわかっても、科学者にこれを再現しろと言われると、それは無理です
しかしながら、現代に存在する数少ない職人たちは、それに近いところまでいけるのです
法隆寺の再建にも、現代の職人が釘を再現し、使われています
//
科学者は原理を追求し、辿り着くことは出来ても、それを行えるとは限らない
職人達は原理を知らずとも、経験でそれを知り、作成することが出来る
どっちが勝っているとか、そういう議論をするつもりはありません
ただ、彼らの凄さを知ってほしい
経験は、知識に勝ることがある
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バケツ持って、廊下に立ってろ
思案してないぞ、cyan
記憶が正しかったら、この話したと思うんだけど...
記憶が正しかったら、この話したと思うんだけど...
無題
正解なのかよ…やっぱ職人って恰好良いな
職人系の知り合いは少なくないが会う度に自分には向かないと痛感するよ
しかし祖父を含め昔から尊敬はするが不思議となりたいと思ったことはない
あー、でも基礎化学の実験屋になりたいとは思っていたからそれはある種の職人かもね
職人ではなくてもいわゆる職人技的なものを持つホワイトカラーにはなりたい
しかし回り込む釘ってどんなんだよ…
職人系の知り合いは少なくないが会う度に自分には向かないと痛感するよ
しかし祖父を含め昔から尊敬はするが不思議となりたいと思ったことはない
あー、でも基礎化学の実験屋になりたいとは思っていたからそれはある種の職人かもね
職人ではなくてもいわゆる職人技的なものを持つホワイトカラーにはなりたい
しかし回り込む釘ってどんなんだよ…
Re:無題
節に当たって潰れない硬さと、節を回り込むだけの柔らかさ
この二つが合わさって出来る
個人的には職人を含めた技術者になるより、ひたすら研究し続ける研究者になりたい
永遠に知識を求め続ける、みたいな
この二つが合わさって出来る
個人的には職人を含めた技術者になるより、ひたすら研究し続ける研究者になりたい
永遠に知識を求め続ける、みたいな